院長コラム column

【新型コロナウイルス感染症 抗体検査 について】

【新型コロナウイルス感染症 抗体検査 について】

当院では、新型コロナウイルス感染症の抗体検査を実施しています。検査日時は、火曜午前・木曜午前の診療時間内(9時~13時)のみです。予約は電話でのみ受け付けております(団体検査をご希望の場合はinfo@t-spo.jpまでメール連絡をください)。
今回の抗体検査は研究の一環であり、検査結果は個人が特定されない形で集計し枚方市などに報告する予定です。

【検査の流れ】
①体温測定をしていただきます(37.5度以上の場合やすでに風邪症状のある方は検査をお断りする場合があります)。
②説明書を読み、下部に必要事項を記載の上、受付に提出してください。
③医師の診察の後、2ml程度の血液を採取し検査を行います。
④採血後15分程度で結果が出ますので、その場で結果用紙をお渡しします。

【費用】研究協力費として10,000円(税込)

【検査結果の解釈の仕方】
一般的にIgM抗体の検出は感染症の初期を示し、感染症に現在、かかっているかの判断に使用することができます。IgG抗体は感染症の後期から徐々に現れ、その後増加するので、感染症の既往(過去にかかったことがあるか)の判断に用います。

IgM(-) IgG(-):新型コロナウイルス感染症にかかったことがありません。(※発症から2週間以内であれば偽陰性といって、本当はかかっているにも関わらず陰性と出てしまうことはありえます)

IgM(-) IgG(+):新型コロナウイルス感染症に既にかかっています。症状が消失していれば治癒している可能性が高く、周囲に感染させるリスクは低いです。

IgM(+) IgG(-):新型コロナウイルス感染症にかかっている可能性があり、感染している場合には感染初期です。保健所に連絡の上、PCR検査で感染の有無を確定させてください。

IgM(+) IgG(+):新型コロナウイルス感染症にかかっている可能性があり、感染しているとすれば発症からある程度時間が経過してます(感染中期以降)。場合によってはPCR検査で確定診断の必要があります。

【検査前に以下の注意事項を確認ください】

  • 今回使用する検査キットの感度:95%以上(発症7日後のIgG)、特異度:98~99%です。どんな検査にもその正確さには限界があることをご理解ください。
  • 当院ではPCR検査を実施できませんので、IgM(+)の際には保健所に連絡の上、PCR検査で感染の有無を確定させてください。