主なスポーツ内科疾患case

スポーツ貧血

運動・スポーツが原因で生じる貧血を 「スポーツ貧血」といい、酸素が不足するため息切れなどの症状やパフォーマンス(持久力)低下を引き起こします。 原因として鉄欠乏やエネルギー不足が挙げられます。ヘモグロビンやフェリチンなどの血液検査結果から診断し、食事療法や鉄剤内服で治療します。

スポーツ内科疾患

運動誘発性喘息

運動時に息切れ、咳、痰、喘鳴(ゼーゼー)などの喘息症状が引き起こされることを「運動誘発性喘息」といいます。診断には運動負荷肺機能検査を行い、喘息の有無や重症度など判断します。治療として運動開始前の気管支拡張薬の予防的吸入などが有効です。※過呼吸(過換気症候群)とは異なります

スポーツ内科疾患

女性アスリートの無月経

3ヵ月以上生理がこない状態を「無月経」と呼び、放置すると骨がもろくなります。疲労骨折のリスクが高まり、最悪の場合選手生命にも関わります。主な原因はエネルギー不足であり、治療は食事療法(エネルギー摂取量増加)が基本です。

スポーツ内科疾患

オーバートレーニング症候群

長期間にわたる過剰なトレーニングにより、運動中のパフォーマンスが低下し、日常生活でも疲労が続く状態です。 身体の疲れとともに、心の疲れ(うつ病)を認めることもあります。数か月以上の完全休養が治療の原則です。

スポーツ内科疾患

相対的エネルギー不足

エネルギーの「消費」が「摂取」を上回り、エネルギーが不足する状態を指します。無月経、骨粗鬆症、貧血、免疫力低下、パフォーマンス低下、傷害リスク増加など様々な問題につながります。 「目立った症状はないが何となく調子が良くない」原因が、実はエネルギー不足だったというケースは珍しくありません。治療には、エネルギー摂取量の増加やトレーニング内容の見直しが必要です。

スポーツ内科疾患